【ひなビタ怪文書】ひなビタ♪的観点からみる『新宝島』考察(適当)

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次と その次と その次と線を引き続けた

──次々編み出されるメロディ、繋がっていく歌詞。


次の目的地を描くんだ

──曲を作り始めれば、完成形(目的地)は必ずどこかにある、それを作っていく(描いていく)。

 

宝島

──この、少女達にとっての宝島、倉野川という地で。

 

このまま君を連れて行くと

──「わたし、バンドをやる!」山形まり花のこの一言から始まった日向美ビタースイーツ♪の物語。初めにメンバーとなったのは和泉一舞であった。


丁寧に描くと

──商店街のために、みんなのために。という想い。


揺れたり震えたりした線で

丁寧に描く

と決めていたよ

──すべてが綺麗に、上手くいくとは限らない。それでも、みんなに曲を届けていくという意志は変わることはない。

 

 

次も その次も その次もまだ目的地じゃない

──「商店街を盛り上げる」から「地方創生」へ。目的地はどこにあるかわからないし、今目の前にあるものは目的地ではない。


夢の景色を探すんだ

──彼女達にとっての『夢の景色』とはなにか。それぞれ違うが、それを探すのもまた音楽。

 

宝島

──しかしきっと、倉野川にみんなの笑顔が溢れることが彼女たちにとっての夢の景色であり、『宝』なのだろうか。

 

このまま君を連れて行くと

──ドラムスとして、一風変わった少女が出てきた。だが、山形まり花はそれに惚れ込み、そうしてバンドに誘った。芽兎めうである。


丁寧に歌うと

──どんな曲も、真摯に向き合い作られた曲。彼女らは、丁寧に歌う。


揺れたり震えたりしたって
丁寧に歌う
と決めてたけど

──順風満帆、とはいかない。大きな壁にぶち当たることもある。

メンバーがいなくなるということもあった。

 

このまま君を連れて行くよ

──過去に闇を抱えていた少女は、それでも一緒にバンドをやりたいと訴える少女達に、ついていくことを決めた。ギターの春日咲子である。


丁寧に描くよ

──みんなが、みんなのために、ではなく、時には一人が、みんなのために、ということもある。それでも曲で想いを紡ぐことには変わりはない。


揺れたり震えたりしたって

──たとえ何があっても、真っ直ぐ進めなくても、みんながいる。


丁寧に歌うよ

──だから私は歌うことが出来る。

 

それでも君を連れて行くよ

──かつてはバンドを否定していた。だが、そのうちに少女達の姿に心を打たれ、共に活動をしていくと決めた。突然姿を消してもなお、少女達は私を見つけてくれた。ギターの霜月凛である。


揺れたり震えたりした線で

──歪な線は、やがて真っ直ぐな線となる。それはみんながいるから。


描くよ

──そうしてできた曲は。


君の歌を

──みんなのために、あるいはあなたのために。

 

 

ところでサカナクションってギター2人いるしキーボードもドラムスもベースもいる5人組のバンドだし実質日向美ビタースイーツ♪では?